入所
ブログ
いわき園での勉強会へ行ってきました!
2017-10-11
平成29年9月19日(火)大阪市住之江区にある特別養護老人ホームいわき園の勉強会に講師として松岡、大野が招待して頂きました。今回は古武術介護について講義と演習を行いました。
いわき園で勉強会を行う事となったきっかけですが、大阪市内の施設介護支援専門員が集まる勉強会の中でいわき園の主任介護支援専門員さんとお話しする機会があり、大正園で取り組んでいる古武術介護についての話に大変興味を示され、「是非、いわき園で勉強会をしてほしい」との依頼があり、実現する事となりました。
いわき園では約40名の介護職員と他施設の介護支援専門員の方々が勤務終了後に集まって下さりました。最初はとても緊張しましたが、皆様温かく受け入れて下さり、顔見知りの方々もおられ、安心して良い雰囲気の中で、講義を行う事ができました。
古武術介護とは、被介護者と介護者の身体の仕組みを知り、双方に負担のないような身体の使い方を行う事が特徴となるので、ほとんどが実践を交えた講義となりました。古武術介護とは、現代人が忘れてしまった古(いにしえ)の身体の使い方、筋力の頼らずに体全体を連動させるのが特徴となる介護のことです。
勉強会の中では、身体の仕組みを知るという事で被介護者の能力を最大限に活用する方法を伝えました。人が立ち上がる時の自然な身体の動きを知る事で介護者が被介護者の動きを妨げる事のない介助方法ができているかを確認する事ができました。
その後に古武術介護に必要な3つの要点について説明を行いました。
その後に古武術介護に必要な3つの要点について説明を行いました。
3つの要点とは、①肩甲骨の活用
②股関節の活用
③骨盤の一致 となります。
ひとつひとつ、遊びの動きを交えながら伝える事で身を持って実感する事ができたのではないかと感じます。私たちが動きを誘導すると自然に動く事ができるので、大変驚いている様子がみられていました。古武術介護は普段私たちが行う移乗介護を否定するのではなく、この3つの要点を活用する事で普段よりも筋力の活用を引き出す事が可能となり、身体に負担がかからず腰痛予防に効果がみられます。
言葉で伝えるのは難しいと思いますので、また興味のある方は大正園の松岡、大野を尋ねて来てください。手取り足取り実体験して頂きます!
②股関節の活用
③骨盤の一致 となります。
ひとつひとつ、遊びの動きを交えながら伝える事で身を持って実感する事ができたのではないかと感じます。私たちが動きを誘導すると自然に動く事ができるので、大変驚いている様子がみられていました。古武術介護は普段私たちが行う移乗介護を否定するのではなく、この3つの要点を活用する事で普段よりも筋力の活用を引き出す事が可能となり、身体に負担がかからず腰痛予防に効果がみられます。
言葉で伝えるのは難しいと思いますので、また興味のある方は大正園の松岡、大野を尋ねて来てください。手取り足取り実体験して頂きます!
(今回の担当は介護課主任のおーちんでした)